manateeの試行錯誤

人生、試行錯誤でありまする

介護

義母について

 義父の介護、というか、奇行に振り回されている間、ちょこちょこ私たちの頭を悩ませているのが義母の態度なんだな。
 脳神経外科の病院でMRIを撮ってもらい、今認知症の入り口くらいにいる、とのことで、認知機能をアップさせる薬を処方されて飲んでいる。
 以前通っていた病院でも同じような診断を受けたんだけど、それにしたって、物忘れがひどい。あんなに物忘れがひどくても、認知症じゃないんだ……と、逆に驚くんだけど。 
 だから、義父がどれくらいご飯を食べたのか、薬を飲んだのか、後で確認しても「…………?」ってなことになってしまい、それでは、ってことで、「お義父さんがご飯を食べても食べなくても、食器は片付けないでくださいね。食べた量を見たいので」と言っても、そのこと自体を忘れて片づけてしまう……。
 でもまあ、確かに、物忘れ以外は、頭ははっきりしてるんですよ。だからまだ認知症じゃないって言われても、まあ、そうか、と思ってはいるのですが。
 
 で、この義母が、あんまり義父をデイサービスに行かせたがらない節があり……。義父をデイサービスに連れて行くとき、決まって「もう連れて行かなくてもいいんじゃない?」と言う。
 いやいや、お義母さん、と言って毎回私が連れて行かねばならない理由(入浴させてもらえる、家に居たら寝てばかりで、ますます認知症が進んでしまう 等々)説明しているんだけど……そもそも義母が義父をデイサービスに行かせたがらない理由は何だろう?と義妹と夫と3人で首を捻っている。
 考えられる理由として
 ①一人で家に残されるのが寂しい
 ②義父がデイサービスで恥ずかしいことをしているのではないかと心配
 ③義父にデイサービスに行かせることを強制した場合、怒り出して手が付けられなくなるのが嫌
 ④デイサービスに連れて行っている私たち(義妹+嫁3人でローテーションを組んで送って行っている)に申し訳ない

 上記のような理由があって、行かせたくないと思っているのなら、そう言ってもらえればこちらもそれなりの対応が出来るのですよ。1人でいるのが寂しいなら、私が1階に行って話し相手になってもいいし、義父の通っているデイサービスは認知症の人が結構いて、職員は慣れている、と説明するし、義父がどうしても行かないと言い張るのなら無理には連れて行かないし(行けないし)、車で15分の施設に送っていくのは何の問題もないし。
 だけど、義母って人は、自分の本心をなかなか語らない人なんですね。そして、私に言うことと、義妹に言うことが真逆ってことが結構ある。 
 困ったことがあったら何でも言ってくださいね、と言っても、「大丈夫、何にも問題ないから」と言って、自分一人で何とかしようとするところがあり(まーこれは、半分くらいは夫の所為なんだけど)、そして、こうした方がいいですよ、という他人のアドバイスをなかなか聞き入れてくれない頑固さがあり……。
 結婚して26年。今頃になって、「あー、この人こういう人なんだ」と分かりはじめた、不出来な嫁です

義父の認知症4

それで今後の方針


 1義父を認知症専門の医者に連れて行く

   →そのために認知症専門の病院の相談員の人に相談した。


 2血糖のコントロールをしてくれる医者を探す

   条件は、①出来るだけ家に近い

       ②予約制である

       ③実際に血液検査をして、糖の状態を見てくれる


   ③に関してちょっと不確定要素があるけど、私が通っている内科医に
    相談してみようかと思っている。←いまここ



 3デイサービスの協力を得て、なんとか義父を病院(精神科&内科)に
  連れて行く。


 4今通っているデイサービスに加え、認知症デイケアに父を通わせる。


 5今後、トイレがつまり、水があふれることは何度かあると思うので、
  それなりの掃除用具を揃える。

 こんなところだろうか?

義父の認知症3

現在困っていること


 1異常な行動

  ①意味もなくトイレットペーパーをトイレに入れて水を流す、を繰り返す。

   →水道代とトイレットペーパー代が高騰……まあこれはいい。

   →トイレを詰まらせる……これは勘弁してほしい

  ②意味もなく毛布を畳んで広げて、畳んで広げてを繰り返す。

   →夜にされると義母が睡眠不足に

  ③意味もなくご飯を別の食器に移し替える、を繰り返す。

   →食事をしなくなり、栄養が取れない、痩せてきている
     ……現在、栄養補助ドリンクを病院で出してもらって、
       食べない時はそれを飲ませている

  


 2食事をあまりとらなくなった(1―③と関連)

  もともと糖尿病で糖尿の薬を飲んでいるのだが、こんなに食事をしない状態で食べさせていいものかどうか判断に迷う。


 3病院に行きたがらない

  病院に行くのは断固拒否。

  デイサービスから直接病院に連れて行っても待つことが出来ずに病院を飛び出す。


 4薬を飲まなくなった(1―③と関連)

  今まで、一日分の薬をテーブルに置いておけば、飲んでいたのに、今は薬で遊び?(1―③)の対象になってしまい、水の中に薬を全部ぶち込んで飲まない。


2の件で医者に相談したくても3に阻まれ、デイサービスの看護師さんからは、薬は確実に飲むまで確認してくださいと言われる。もっともなんだが、2階での生活もある。特に食事時間は重なることが多くて見に下に降りて行ったらもう後の祭りとか。


義父の認知症2

 義父が認知症になって色々わかったことがある。


 まず、認知症を専門に見てくれる医者が少ない。

 義父が通っていた脳神経外科の先生曰く

 「僕は脳神経が専門で認知症は専門ではないです、が、大病院の医者はともかく、個人経営のクリニックは、専門じゃないから認知症は見ません、とか言ってる状態ではない。認知症の専門家が少なすぎるんです」


 それと、もともといろんな病気を持って薬飲んでる人が認知症になると面倒なことになる。

 認知症は精神科の領域らしいのだが、精神科の医者が糖尿病に詳しいわけではないから、糖尿は内科医に見てもらうべき……なんだそうだ。結果、受診する病院が増える(これ以外にも肺の経過観察というのもある)。


 認知症と判断された場合、普通のデイサービス、デイケア(介護保険を使う)以外に、認知症デイケア(医療保険を使う)があるということ。義父はこの施設に通うことを勧められた。


 まあ、いろいろこんな風に書きだしてみると、如何に私が認知症について無知だったかがわかるわけなんだが、私の親しい親せき(主に母方)に、認知症になった人が全くいなかったってことが原因なんだと思う、認知症界隈は見るのも聞くのも目新しいものばかりである。


義父の認知症

 Twitterに書くには長いのでこちらに。


 義父の認知症が、最近一気に進んだ。


 「やっぱりちょっと様子がおかしいよね」と思って、市役所に介護申請をしたのが去年の4月。下りた認定は「要介護1」。時折おかしなことをすることはあっても、体は動くし(かえって余計なことをして夫に怒られてた)、まあ、あと10年は大丈夫だろう、と思っていた。

 

 それから6月頃、デイケアに行かそうとして本人が拒絶し、断念。しばらくは様子見か……と思っていたら、秋ごろから色々とおかしくなった。


 まず、早朝、裸足で家を抜け出し、1回目は警察に、2回目は親戚の人に保護された。何度も繰り返されてはたまらないので、玄関と勝手口の鍵をシリンダーごと取り換えて、義父には開けられない仕様にした。


 次に風呂の入り方がわからなくなった。もともとあまりお風呂に入らない(週に1,2回、夏でもだよ!)人だったけど、気が付いたら、前回いつ風呂に入ったかわからない状態(義母は物忘れがひどく、義母にいつ義父が風呂に入ったのかを聞いても無駄だった)になっていた。義父の異様な体臭にたまりかねた義妹が風呂に入るようにすすめると、風呂場に入り、30秒もしないうちに出てくる。もう一度お風呂に追い立てて、様子を見ていたらちょっとだけ体にお湯を掛けてまたすぐに出てきた。

 私たち(私と義妹)は義父はもう1人ではお風呂に入れないと判断。かといって、義母に入浴の介助を頼むのも怖い(体力的な面で)。


 それで、前回お世話になったケアマネージャーさんに相談したら、小規模多機能型居宅介護施設、まあ、簡単に言えば少人数を預かるデイサービスを勧められ、そこに週3日通わせることにした。これが11月のこと。


 デイケアの拒絶感がすごかったので、今回はどうなることかとハラハラしていたら、意外にも義父なりにホームになじんだらしく、12月後半からは入浴もさせてもらい、昼食も頂き、午後に家に帰る、というパターンが出来てきた。これで入浴の件もクリア!と思っていたのだが……


 話は前後するが、12月頃から義父はおかしな行動をとるようになった。トイレの便器に延々とトイレットペーパーを入れ、水を流し、またペーパーを入れ、水を流し……を繰り返すようになった。そして、1月に入って、今度は異常に毛布の端と端をぴったり重ねることに執着し始めた。放っておけば、延々と毛布を広げ、たたみ、広げ、たたむを繰り返す。


 それが始まって少しして、今度は食事を食べなくなった。全く食べないわけではない。食べる時もある。けれど、茶碗のご飯を皿に移し、それをまた茶碗に移し、そしてまた皿にし……を繰り返し、結局ご飯を食べない、ということも多くなってきた。当然のようにどんどん痩せてきている。


 私と義妹で、義父が通っている(というのも実は語弊があるのだけど)脳神経外科に相談に行ったら、「ああ、それはもう、生物としての寿命が尽きかけているんでしょうね」とざっくばらんに言われた。栄養補助ドリンクを飲ませたり、もっと認知症の専門の病院に連れて行ったりとか、打つ手が何もないわけではないけど、本当に食べ物を食べなくなった時の方法を(多分具体的には胃ろうのこと)家族で相談して今から決めておかないと、後で後悔しますよ、と、これまたざっくばらんに言われた。まあ、ざっくばらんな先生で、良かったと思った。


 半年前まではまさかここまで急に認知症が進行するとは思ってなかった。いや、もしかしたら、私が気が付かなかっただけなのかもしれない。


 今日も、義父は食卓に座ってご飯の移し替えを2時間くらいやっている。でも、それが楽しそうなんだな。認知症の人の見ている世界と、私が見ている世界は同じであって、同じではない。時々、義父の見ている世界を見てみたい、とも思う。怖いもの見たさである。


ためし
http://taishinkan.ti-da.net/
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