義父が認知症になって色々わかったことがある。


 まず、認知症を専門に見てくれる医者が少ない。

 義父が通っていた脳神経外科の先生曰く

 「僕は脳神経が専門で認知症は専門ではないです、が、大病院の医者はともかく、個人経営のクリニックは、専門じゃないから認知症は見ません、とか言ってる状態ではない。認知症の専門家が少なすぎるんです」


 それと、もともといろんな病気を持って薬飲んでる人が認知症になると面倒なことになる。

 認知症は精神科の領域らしいのだが、精神科の医者が糖尿病に詳しいわけではないから、糖尿は内科医に見てもらうべき……なんだそうだ。結果、受診する病院が増える(これ以外にも肺の経過観察というのもある)。


 認知症と判断された場合、普通のデイサービス、デイケア(介護保険を使う)以外に、認知症デイケア(医療保険を使う)があるということ。義父はこの施設に通うことを勧められた。


 まあ、いろいろこんな風に書きだしてみると、如何に私が認知症について無知だったかがわかるわけなんだが、私の親しい親せき(主に母方)に、認知症になった人が全くいなかったってことが原因なんだと思う、認知症界隈は見るのも聞くのも目新しいものばかりである。